ドジャース・ベッツ さすがの5打数4安打6打点「素晴らしい経験だった」「時には失敗もします」

[ 2024年3月22日 00:22 ]

ナ・リーグ   ドジャースーパドレス ( 2024年3月21日    高尺スカイD )

<ドジャース・パドレス>5回に今季1号2ランを放ったベッツはガッツポーズ(AP)
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 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が21日、韓国・ソウルで行われたパドレス戦に「1番・遊撃」で先発出場。試合は敗れたが、今季1号を含む5打数4安打6打点の活躍を見せた。

 “水原ショック”に揺れる中、メジャーデビューの山本由伸が初回にまさかの5失点。しかし、メジャー屈指のスターが存在感を見せつけた。

 中飛に倒れた次の打席で三安、2ー9で迎えた3回に2点を返した後の第3打席で左越え2点適時二塁打を放った。6―10で迎えた5回の第4打席には再び2点差に迫る今季1号2ランを左翼スタンドに叩き込むと場内は大歓声。雰囲気を楽しむように笑顔でダイヤモンドを1周した不動の1番打者は、次打席の大谷ら興奮を隠せない出迎えのナインと喜びを爆発させた。

 あと三塁打でサイクル達成だったが、7回の第5打席は四球、そして8回の第6打席は二塁内野安打に終わった。それでも両軍合わせて計33安打26点の大乱打戦で実力をいかんなく発揮したベッツは試合後「ピッチング、オフェンス、ディフェンスの3つの側面すべてをこなせるようにならなければなりません。ベストを尽くして戦い、時には失敗もします。それが現実。ページをめくって前に進んでいかなければならない。(長距離移動や異国でのプレーは)言い訳はできない。素晴らしい経験だった。ここに来て、新しい文化を見ることができ、新しい国でプレーすることができて最高だった」と爆破予告や大谷の水原一平通訳の電撃解雇などさまざまなことで注目された韓国シリーズを笑顔で振り返った。

 2018年MVPのベッツは球宴出場7度のスター選手。今季も152試合で打率・307、39本塁打、107打点、14盗塁の好成績を残した。

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