京都外大西 先発・田中は無念の8回7失点「テンポが悪かった」

[ 2024年3月21日 05:00 ]

第96回選抜高校野球大会第3日・1回戦   京都外大西1-7山梨学院 ( 2024年3月20日    甲子園 )

<山梨学院・京都外大西>敗れた京都外大西ナイン(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 昨春王者の前に屈した。京都外大西の先発・田中遥音(はると)は冷たい風が吹きつける悪条件ながら5回まで1失点に粘った。しかし雨も降り始めた6回以降に崩れて8回7失点(自責3)。無念の結果に悔しさをにじませた。

 「雨もあったけど、自分の制球ミスもあってテンポが悪かった」

 チーム唯一の失策も強風のいたずらだった。2点を追うの7回2死二、三塁の場面。風にあおられた飛球を味方の左翼手が落球した。痛恨のミスで失った2点がダメ押し点となった。エース左腕は「打たせた僕が悪い」とかばった。

 劣勢の状況でも強豪を相手に一人で137球を投じた経験は夏への糧となる。「夏にもう一回、この舞台に戻って、山梨学院を倒すのが目標です」と雪辱を誓った。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月21日のニュース