ロッテ・ドラ1上田　“プロ初”安打から大暴れ3安打5打点「しっかり集中力を持ってやっていければ」

練習試合   ロッテ8―0サムスン （ 2024年2月14日    糸満 ）

＜ロッテ・サムスン＞愛斗（左）と上田はバレンタインデーを祝いガーナチョコを手にハートのポーズ（撮影・長久保　豊）
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　ロッテのドラフト1位・上田（明大）が、定位置獲りへ猛アピールだ。「6番・一塁」で対外試合初先発出場。3回無死二、三塁から右前2点打でいずれも“プロ初”の安打と適時打を放ち、4回2死一、二塁からは左翼線2点二塁打。さらに6回に右前打、8回に右犠飛で4打数3安打5打点と大暴れした。

　明大で東京六大学歴代4位の74打点。勝負強さが売りの即戦力ルーキーは「たまたまです。積極的に振りにいくことだけ考えました」。好結果にも浮かれず、試合後も居残り特打で課題の逆方向への強い打球を意識して、福浦ヘッド兼打撃コーチの指導を受けた。

　明治からロッテに進んだ名前が希由翔（きゅうと）のドラ1が、チョコレートの日に猛打。「まだ試合が続くので、しっかり集中力を持ってやっていければ」と表情を引き締めた。（大内　辰祐）