西武・炭谷銀仁朗獲得発表　6年ぶり古巣復帰で背番号27「特別な感情があります」

西武復帰が決まった炭谷銀仁朗
Photo By スポニチ

　西武は16日、楽天を戦力外になった炭谷銀仁朗捕手（36）を獲得したと発表した。

　18年オフにFA権を行使して巨人に移籍して以来、6年ぶりの古巣復帰。背番号は27に決まった。「6年ぶりにライオンズに帰ってくることになり、率直にうれしいです。6年前とはメンバーも変わって、若い選手が増えたな、という印象です。思い入れのあるベルーナドームで、ライオンズのユニフォームをまとってファンの皆さまの前でプレーできることに、特別な感情があります。ライオンズファンの皆さまには、ぜひベルーナドームに足を運んでいただき、熱い青炎（声援）を送っていただけたらうれしいです」とコメントした。

　チームは今季、正捕手を固定できず5位と低迷。今季は古賀がチーム最多の90試合でスタメンマスクをかぶったが、来季3年目でこれから経験を重ねる立場。41試合に先発した柘植は10月に右肘のクリーニング手術を受け、実戦復帰には3カ月程度を要する状況。

　豊富な経験と実績を持つ捕手が不在で炭谷は戦力の底上げとともに若手捕手陣の育成面でも大きな存在となる。