今年も任せろ　オリックス・杉本が「ファイナル男」の本領発揮

全体練習に臨んだオリックス・杉本（撮影・後藤　大輝）　
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　「ファイナル男」の本領発揮だ。オリックスは15日、18日開幕のCSファイナルSに向けて京セラドーム大阪で全体練習。同シリーズで一昨年はMVP、昨年もMVP級の働きを見せた杉本は「短期決戦なので、いい結果が出せるように」と意気込んだ。ロッテを迎え撃った21年は第2戦で決勝2ランを放ち、MVP。ソフトバンク相手だった昨年も初戦で決勝押し出し四球を選び、2戦目に大関から決勝2ラン。前年以上の活躍も、MVPは吉田（現レッドソックス）にさらわれた。2年間の計7試合で打率・364、2本塁打7打点と抜群の成績だ。

　今年は18日の初戦でテレビ中継のゲストとして吉田が来場予定。後輩の前で一片の悔いもない打撃を見せつけ、チームを3年連続の日本シリーズに導く。　
　（山添　晴治）