侍・井端新監督　背番号はU12監督時の「89」有力　世界一背番継承へ

少年野球教室で走塁を指導する侍ジャパンの井端監督
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　侍ジャパン・井端弘和新監督（48）の背番号が「89」になることが7日、有力になった。昨年から2年間務めたU12代表監督でもつけた同番号を継続するもよう。「89」は06年の第1回WBCで王貞治監督が背負い、3月の第5回大会では栗山英樹監督がつけて、ともに世界一に輝いた吉兆ナンバーだ。

　井端監督はこの日、奈良市内で開催された野球教室で小学生155人を指導。4日に就任会見を行い「激動でした」と振り返った。

　阪神の岡田監督はリーグ優勝を「アレ」と表現して頂点に立った。初陣となる11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に向けて「もう優勝ですよ。岡田さんはそういう言葉を使いましたし（巨人）阿部監督はアレをアベに変えるみたいですが、優勝と発信していく」と決意表明した。

　11月上旬に宮崎合宿を行い“世界一背番号”で始動する見込みだ。「一緒に打ったり、投げたりできるかなと思う」と自らノックや守備の実演も想定。秋季キャンプを行う球団と2試合程度の練習試合も見込んでいる。（神田　佑）