立大は開幕8連敗 今週から4年生が一部復帰も今季初勝利ならず

[ 2023年10月8日 14:24 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第5週第2日2回戦   早大4―1立大 ( 2023年10月8日    神宮 )

東京六大学野球<立大・早大>試合を終え、審判団にあいさつする立大ナイン(撮影・木村 揚輔) 
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 一部の4年生が7日の1回戦から復帰した立大だが8連敗を喫し、今季初勝利とはならなかった。前週に続き監督代行を務めた木村泰雄コーチは「伊藤君のテンポのいいピッチングになかなかヒットを出せなかった」と悔やんだ。

 立大は上級生が下級生の歯を欠けさせたり、10代の部員に喫煙させたりするなどの問題行為で、前週の明大戦は4年生が出場を自粛。異例の対応をとっていたが7日からドラフト候補右腕・池田陽佑投手(4年=智弁和歌山)ら一部が復帰。この日は、ゲームキャプテンを務めた岩本悠佑真内野手(4年=報徳学園)ら6人の4年生がベンチ入りした。

 開幕8連敗と厳しい戦いが続き、残されたカードは東大戦のみ。岩本は「4年生がこの週復活できたということで、自分たちのできること、ベストを尽くすと思ってやっていました。(東大戦まで)1週空きがあるので、最後なのでベストを尽くせる準備をしたい」と意気込みを語った。

 東大戦も一部の4年生はベンチ入りする方針で、木村監督代行は「4年生も次の東大戦も出場してもらえるので。4年生中心にしっかり立て直していきたいと思います」と最終カードの戦いを見据えた。

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