Wソックスの試合中に発砲事件　女性2人が負傷　試合は続行　周辺の道路沿いも捜査

25日、ギャランティー・レート・フィールドに駆けつけた警察官（AP）
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　大リーグの試合中に球場内で発砲事件が発生し、女性2人が負傷していたことが明らかになった。

　イリノイ州のシカゴ警察が27日に公表したもので、事件が起こったのはホワイトソックスの本拠地ギャランティード・レート・フィールド。この球場では25日にホワイトソックス対アスレチックス戦が行われたが、AP通信によれば4回に42歳の女性が脚を、26歳の女性が腹部を撃たれたとされている。

　どちらも命に別状はなかったが、球場には警察官が多数集結。発砲したとされる犯人などの詳細は明らかにされていない。警察当局は事件後、ホワイトソックス側に中止を申し入れたとしているが試合はそのまま続行。アスレチックスが12―4で勝利を収めていた。

　ホワイトソックス側は事件が起こっていたことや中止の申し入れがあったことは知らなかったとコメント。警察当局は球場外からの発砲の可能性はないとしているが、捜査は周辺の道路沿いでも行われている。