昌平・斎藤　逆転呼ぶ口火打！初の甲子園出場へあと2勝「自分たちが歴史を変えたい」

第105回全国高校野球選手権埼玉大会準々決勝   昌平8－7東農大三 （ 2023年7月25日 ）

＜東農大三・昌平＞6回、安打を放つ昌平・斎藤（撮影・尾崎　有希）
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　昌平は秋春ともに埼玉を制した底力を見せ、東農大三を8―7で破ってベスト4入り。3安打2打点で打線をけん引した「4番・捕手」でプロ注目の斎藤陽貴主将（3年）は「互いに必死な展開を勝ち切れて良かった」と汗を拭った。

　黒坂洋介監督が「あそこで打つのがさすが」と称えたのが逆転された直後の8回。先頭の斎藤がきっちり右前打を放ち、3得点の再逆転への突破口を開いた。26日の準決勝の相手は花咲徳栄。「埼玉と言えば花咲徳栄と浦和学院だが、今年は自分たちが歴史を変えたい」と斎藤。春夏通じて初の甲子園まであと2勝だ。