由伸打てんわ…阪神　2安打で零敗　村上援護できず、甲子園の「関西ダービー」初戦落とす

交流戦   阪神0－2オリックス （ 2023年6月13日    甲子園 ）

＜神・オ＞8回、見逃し三振に倒れる近本（撮影・岸　良祐）
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　阪神はオリックス・山本由伸に8回まで2安打無失点に封じ込まれ、完封負けを喫した。

　球威、コントロール抜群の右腕に、為す術がなかった。5回2死走者なしで坂本が中前打を放つまで無安打投球を許すなど、中盤まではノーヒットノーランの予感すらあった。

　最大の見せ場は7回。2死から四球や失策などが絡んで満塁の好機。今季最多4万2625人が詰めかけた聖地は大声援に包まれるも、木浪が遊ゴロにたおれてため息に変わった。

　最終回も山崎颯から2四球を奪って好機をつくったが、最後は原口が空振り三振に倒れて、得点を奪えず万事休す。

　先発の村上は8回4安打2失点（自責1）の力投も報われず。4回に味方の2失策が絡み、東洋大の先輩・中川圭に浴びた先制打が無情にも決勝点となった。