広島・九里　1メートル87の長身右腕　夏のシンプルコーデ　着こなしのポイントは…

[ 2023年6月13日 06:00 ]

　おしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げる企画「NPB　MEN’S　CLUB」。「春・夏コレクション」の今回は広島・九里亜蓮投手（31）だ。5月17日のDeNA戦では通算1000投球回を達成するなど、ここまで5勝を挙げている1メートル87の長身右腕が夏のシンプルコーディネートについてこだわりを語った。（取材・長谷川　凡記）

　――今回のファッションのポイントは？

　「僕は結構シンプルな服が多い。シンプルがテーマですね」

　――メガネも、いいアクセント。

　「かける時もあるし、サングラスをする時もある。いろいろ使い分けています」

　――カジュアルなスタイルが好き？

　「ラフな感じが多いですね。元々、ジャージーとかを着るタイプ。でも奥さんに“身だしなみも大事だよ”と言われました。買い物では一緒に服を選んでくれるし、奥さんに選んでもらうことの方が多い。（自分で選ぶと）もっとラフな感じになってしまう。“こっちの方がいいんじゃない？”とかアドバイスを受けながらです。僕の性格を分かった上で、奥さんも相談に乗ってくれる」

　――今回のこだわりのポイントは？

　「ラフな感じに見えて、キレイな感じですかね」

　――シンプルなTシャツとパンツの組み合わせは何パターンかあるのか？

　「結構、こういう感じが多いです。Tシャツにジーンズとかスラックスとか、そういうのが多いですね」

　――好きな色は？

　「シンプルな色が多いですね。白とか、黒とか、紺とか」

　――好きなブランドは？

　「これというブランドはないです。見に行ったところで。全体的に見ていくので、ここのブランドがいいというのは特にない」

　――通販ではなく、実際に店舗で見て買うタイプ。

　「サイズがね。ズボンとかははいてみないと、はけるのとはけないのがあるので、見に行ってはいてみて、ですね。上の服もこれというブランドとかもないので、見に行って、Lがあるから、着てみようと思って着たら、意外とピチピチだなとか。じゃあXLを着るか、と思って違う店で着たら、ダボダボ過ぎるので、Lでいけるとか。店やメーカーによっても違うので、見に行って買うことがほとんど。通販ではあまり買わないです」

　――表示サイズだけで選ぶのも難しい。

　「ズボンと靴は、合うサイズがなかなかないですね」

　――着こなしではどういうところを重視している？

　「ダボッと見えないようなズボンとかですかね。太腿とかに合わせてしまうと、全部ダボッとしてしまう感じがするので、それはなるべくないようにとは思っています」

　――夏らしく、爽やかな感じも出ている。

　「ダサいと思われるよりは、ある程度、きれいにしていると思われたほうがうれしい。改めて、奥さんには助けられていますね」

　《オフに直球磨きローテの軸に成長》九里は開幕から先発ローテーションの軸としてここまで5勝2敗。リーグ3位の防御率1.83と安定感抜群だ。5月10日の中日戦では20年9月28日のDeNA戦以来3年ぶりの完封勝利を挙げ、前回7日の日本ハム戦も7回無失点で自身3連勝となる白星を挙げた。
　ツーシーム、チェンジアップなどの変化球には自信を持っていた一方、これらの球をさらに生かすため、このオフは米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」を訪問。直球の精度向上を目指したことがシーズンにつながっている。「キャンプやオープン戦の時に比べれば、ある程度（真っすぐが）しっかり投げられるようになっている」と手応えも十分だ。

　◇九里　亜蓮（くり・あれん）1991年（平3）9月1日生まれ、鳥取県出身の31歳。岡山理大付から亜大に進み、2年秋から東都リーグ5連覇。4年時は春秋連続MVP＆秋に神宮大会優勝。リーグ通算19勝。13年ドラフト2位で広島入団。21年に最多勝に輝いた。父は米国人で、元マイナー内野手のマーク・アントニオ・シェックさん。妹の聖莉奈はモデル。1メートル87、97キロ。右投げ右打ち。

　【ほのかCheck　上下シンプルな分、アクセサリー強調】パッと見て、とても小物が好きな方なんだな…と思いました。ブレスレット、腕時計、バッグ、そしてカラーレンズかな？メガネもおしゃれですね。洋服が上下ともシンプルな分、アクセサリーが強調されるコーデ。あえて、この組み合わせにしているのでしょう。特に気になったのが、上級者向けアイテムのイメージがあるクラッチバッグ。この服装だとリュックとかトートバッグが合わせやすいと思いますが、あえて小さなクラッチバッグなんですね。持ち物を必要最小限にする「ミニマリスト」かな？私もそうなりたいですし、好きなタイプです。（CanCam専属モデル）