阪神・ビーズリー　メッセ再来や　16日来日初先発「問題ない」　先発転向大成功の先輩に続け　

キャッチボールするビーズリー（撮影・須田　麻祐子）
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　2軍で先発調整していた阪神・ビーズリーが甲子園での投手練習に合流し、来日初先発となる16日のソフトバンク戦へ意気込んだ。「下（2軍）でもしっかり準備をできていたので、やっとチームを助けることができる」。4月2日に初昇格してからは救援11試合で防御率2・25を残し、首脳陣の方針で配置転換が決まった。5月22日に登録を外れ、2軍で3試合に先発して準備。直近2試合はいずれも5回を投げて「問題ない」とスタミナ面の課題もクリアした。

　打席に立つ機会もあり「とても楽しみ。高校の時にホームランも打ってます。（打率）3割ぐらいは打っていた」と豪語。「長いイニングを投げてブルペン陣を休めたい」と5月まで助け合ってきた仲間たちに休養を与えることにも意欲を示した。19年まで在籍したメッセンジャーも来日1年目の10年に中継ぎで開幕を迎え、シーズン途中で先発に挑戦して通算98勝を挙げるまでに上り詰めた。同じ道を歩めるか。第一歩に注目だ。（遠藤　礼）