エンゼルス 大谷が“休養”で今季初欠場も2連勝 中堅手フィリップスが躍動「やるべきことをやるだけ」

[ 2023年4月13日 09:02 ]

ナショナルズ戦で、ベンチで笑顔のエンゼルス・大谷。この試合は出場しなかった=アナハイム(共同)
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 エンゼルスが12日(日本時間13日)、本拠地アナハイムでのナショナルズ戦に3―2で競り勝ち、2連勝を飾った。大谷は休養を目的とした今季初のベンチスタートで代打待機したが出場機会はなかった。

 トラウトが中堅からDHに回り、代わりに「9番・中堅」で今季初スタメンのフィリップスが攻守で勝利に貢献。0―0の3回に四球で出塁すると、二盗、三盗を決め、捕手の悪送球の間に一気に先制のホームに生還。同点の6回2死では左中間の本塁打性の当たりをジャンピングキャッチし、チームを救った。

 レイズ時代の20年にワールドシリーズで活躍したことでも知られるフィリップスは「トラウト、レンフロー、ウォードの外野陣は僕にとってオールスターと同じだ。自分の出番が来たらやるべきことをやるだけだ」と胸を張った。

 メジャー通算6年で通算28本塁打と決して長距離砲ではないが、強肩と俊足が持ち味。陽気なキャラクターで、ここまで本塁打を打った選手に兜(かぶと)を被せてチームを盛り上げるが、「僕が本塁打を打ったら片膝をついてフィル(・ネビン監督)に被せてもらうよ」と笑顔で話した。

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