ソフトB・東浜 開幕連勝「今年はゾーン内で勝負」8安打されても粘りの7回1失点

[ 2023年4月13日 05:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―2日本ハム ( 2023年4月12日    ペイペイD )

ソフトバンク・東浜
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 粘りの投球で開幕2連勝としたソフトバンク・東浜は「ランナーを多く出したけど、我慢強く投げて、チームに勝ちを付けたいという思いだった」と振り返った。7回を投げて8安打されながらも1失点。「意図」を込めたジャスト100球の力投だった。

 東浜は「今年は特にゾーン内で勝負ということを考えながらやっている」と語った。チームは昨季リーグワースト474の与四球を減らす方針を掲げ、東浜も臆せずストライクゾーンに投げ込んでいる。「ある程度、打たれることは覚悟して投げている」。打たれながらも与四球1に抑えて、最少失点で乗り切った。

 逃げずに勝負するための工夫がある。「投げ分けをしよう、球速帯をはっきりさせようという意識でやっている」。昨季はカットボールとスライダーの球速帯が近かったが、今季はカットボールは140キロ前後、スライダーは130キロ前半と強弱をつけている。得意とするシンカーは昨季140キロ台中盤だったが、140キロ前半に落として直球との球速差をつけている。

 東浜は「意図的にやっています。まだまだですけどね」と話しながらも、投球スタイルの変化に手応えをつかんでいた。(森 寛一)

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2023年4月13日のニュース