メジャー4球団が酒類販売規定を変更 7回までから8回に延長 ピッチクロック制による時間短縮の影響

[ 2023年4月13日 08:39 ]

ダイヤモンドバックスの球場で販売されているビール(AP)
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 大リーグのダイヤモンドバックス、レンジャーズ、ツインズ、ブルワーズの4球団が、通常7回終了時点で終了していた球場内でのビールなどの酒類販売を8回まで延長することになった。

 理由は今季から導入されたピッチクロック制(走者なしの場合、投手は15秒以内に投球動作に入ることが必要)の影響で、開幕から1週間半が経過した時点で試合時間が昨季平均(3時間3分)よりも31分短くなったことが要因。これは1984年以降、最も短い試合時間になっており、ファンが楽しめる時間を増やすために、試験的に8回まで販売を延長することになった。

 AP通信によれば、メリーランド州ボルティモアに本拠を置くオリオールズだけはすでに「8回まで、もしくは試合開始から3時間半まで酒類の販売は可能」と内規を変更済み。「酒類販売は7回まで」というのは各球団の自主規制だったが、試合時間は今後も2時間半ほどで推移するとみられており、その他の球団も「8回までOK」となる可能性が出てきている。

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