ソフトB・今宮「自分の役割を全う」パ初の350犠打　川相、平野、宮本に次ぐ史上4人目

パ・リーグ   ソフトバンク5―２日本ハム （ 2023年4月12日    ペイペイD ）

＜ソ・日＞2回、350犠打を決めた今宮（撮影・中村　達也）
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　節目の犠打が先制点を呼んだ。ソフトバンク・今宮が2回無死一、二塁で送りバント成功。日本ハムの先発・伊藤がカウント1―1から投じたスライダーを事もなげに一塁前に転がして、350犠打を達成した。

　川相昌弘533、平野謙451、宮本慎也408に次いで史上4人目。パ・リーグのみでは史上初の快挙となった。「藤本監督、秋山監督、工藤監督に多く試合に使っていただいた結果」と今宮。初犠打は12年4月29日のロッテ戦で当時の秋山監督が「バントを大事にしていた」ことで、自らの武器にすべく腕を磨いてきた。

　バントの名手は「とにかくチームが勝つために自分の役割を全うしていくだけ。この数字を伸ばしていけるように、試合に出続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。