【センバツ】今大会初!広陵が完封リレー エース・高尾に中井監督は「褒めてやりたい。たいした新2年生」

[ 2023年3月20日 13:42 ]

第95回選抜高校野球大会2回戦   広陵5-0二松学舎大付 ( 2023年3月20日    甲子園 )

<広陵・二松学舎大付> 力投する広陵・高尾 (撮影・亀井 直樹)
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 広陵は投打がかみ合い、二松学舎大付に勝利。春通算40勝をあげた。

 初回に1点を先制すると、5回は2死三塁から今大会注目スラッガー「広陵のボンズ」こと真鍋が左前適時打で加点。小林、只石も適時二塁打で続いてこの回3点を奪ってリードを広げた。真鍋は3、7回にも二塁打を放つなど、3安打1打点と聖地で大暴れした。
 投げては2年生エース・高尾が8回まで無失点と好投すると、9回は左腕・倉重が試合を締め、今大会初の零封勝利となった。

 広陵は2018年夏の甲子園で二松学舎大付に2-5で敗戦するなど、春夏通じて東京勢に3連敗中だったが、雪辱を晴らした。

 試合後、中井哲之監督は「選手達が本当に緊張してました。なかなか本来の力が出なかった。その中でよく頑張ってくれた」と初戦の緊張感の中での戦いに目を細めた。

 8回無失点と好投した高尾には「何度もピンチがあったが、粘り強く守って投げてくれた。褒めてやりたい」と最大級の賛辞を送り、8回にこの日最速146キロを記録するなど「楽しんで投げてたので余力も残しながら投げていた。たいした新2年生」と笑った。

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