侍・今永 決戦のマウンド冷静に分析「神宮にちょっと近い。硬い」 多湿な気候は「しっとり、すごくいい」

[ 2023年3月20日 09:12 ]

<侍ジャパン練習>マウンドの感触を確かめる今永(手前左は栗山監督)(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の侍ジャパンは19日(日本時間20日未明)、20日(同21日)に行われる準決勝・メキシコ戦に向け、試合会場となるマーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」で最終調整を行った。

 マウンドを確認した今永は「日本にないような、神宮にちょっと近いような。硬いし、ちょっと粘土っぽくて。でも神宮よりも全然硬かったっすね」と述べた。ブルペン入りもして「ブルペンと(マウンドが)同じってことだったので。アジャスト別にできないわけじゃないですし、こんな感じかって感じで今日ブルペンで投げてました」と感触を確かめた。

 「スパイクの歯が刺さりにくい、じゃないですけど、僕はそう感じるので、ちょっと上体が高くなってしまう。ちょっと突っ立って投げてしまう感じが見受けられるので、そうなった時にしっかりと上半身の柔らかさが出てないと、ちょっと負担は大きいかなって感じはします」と冷静に分析。さらに「今日はちょっと、グランドキーパーの人に話を聞いたら、少し濡れてるという話だったんで」と自ら情報収集し、「本番がどうかわかんないですけども、これでも硬いマウンドは別に嫌いじゃないので、日本のマウンドとかでも硬いですし、特に問題ないです」と話した。

 ローンデポ・パーク全体についても「やっぱりスケールも違いますし。囲まれてるって感じはやっぱりあったんで、相手のチャンスの時とか、ものすごい声援が来ると思う。そういうのを感じながら、今日はチェックしてました」とし、多湿なマイアミの気候については「ちょっと蒸し暑い感じ。汗もかきやすいですし。僕は指先がちょっと乾燥するんですけど、今日のブルペンでは結構しっとりしてくれたんで、この環境はすごくいいなと思います」とプラスにとらえていた。

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