プロ注目捕手、関大・有馬を止めろ！4季連続ベストナイン宣言に関学大・石井らが宣戦布告「阻止します」

関西学生野球連盟の春季リーグ戦プレス発表会に出席した（左から）関大・有馬、同大・釜萢、近大・坂下、立命大・星子、関学大・石井、京大・水江
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　関西学生野球連盟は15日、大阪市内のホテルで春季リーグ戦（4月1日開幕）のプレス発表会を行い、各大学の監督と主将が出席した。

　会見ではプロ注目捕手の関大・有馬諒（4年）が「全員がライバル。3季連続でベストナインを獲っているので、今年も獲りたいです」と宣言したことで、同席していた主将兼捕手の2人が反応した。

　まずは、立命大・星子海勢（4年）が「全チームの主将がライバルですが、個人的には捕手としてベストナインを目指している。有馬くんがいるけど頑張りたい」と控えめにけん制。すると、今季に外野から捕手に再転向する関学大・石井雄也（4年）が、ここぞとばかりに盛り上げた。

　「ライバルは有馬くんです。今年から捕手に戻るので、4季連続のベストナインを阻止するつもりでやっていきます。ぜひ注目してください」

　有馬は、昨年12月に行われた大学代表候補選手の強化合宿に招集されるなど、リーグNo・1捕手との呼び声が高い。主将として迎える今春を前に「3、4回生を中心とした堅い守備が持ち味。新戦力も充実しているので、ぜひ関大の野球に注目してください」と秋春連覇を目標に掲げた。

　◇有馬　諒（ありま・りょう）2001年（平13）4月3日生まれ奈良県奈良市生まれの21歳。小学1年に西大寺ドリームズで野球を始め、中学では奈良ウイングに所属して捕手。近江では1年春から背番号20でベンチ入り。1年秋から正捕手を務め、2年春夏、3年夏の甲子園に出場。関大では捕手として2年秋から3季連続でベストナイン獲得。50メートル走6秒7、遠投100メートル。1メートル81、88キロ。右投げ右打ち。