エスプレッソだけじゃない?イタリア野球で驚きの習慣 G・G・佐藤氏「ルールにはダメと書いてない」

[ 2023年3月15日 17:23 ]

G.G.佐藤氏
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 プロ野球西武、ロッテなどで活躍し、日本代表も経験した野球界解説者のG・G・佐藤氏(44)が15日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、イタリア国内の野球事情について語った。

 明日16日に第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で、侍ジャパンが対戦するのがイタリア代表。今大会では、ベンチにエスプレッソマシンが置かれるなど、イタリアらしい独特な習慣が日本でも注目を浴びている。12年にイタリアのプロリーグ・ボローニャでプレーした佐藤氏によると、他にも日本から見ると驚きの文化があるという。

 選手たちはプロの肩書とはいえ、「違う職業を持ちながらプロ野球をやっている感じですね」と、本業をやりながらの選手が多いという。金曜夜に1試合、土曜日はダブルヘッダーを行う試合スタイルで、驚きなのは土曜の2試合の合間。昼食で、両チームと審判にパスタ、ピザ、さらにワインが振る舞われることもあるという。MCのフリーアナウンサー宮根誠司から「ダメなんじゃないですか?」と指摘されると、佐藤氏は「まあ、水代わりなところもあるんで。軽くほぐして試合をやろうかという流れがありますよね。ルールにはダメだと書いてないので、OKだと思います」と答えた。

 チームの結束力は、木曜日に培われるという。「木曜日に必ずバーベキューがあるので、バーベキューという名の決起集会をやってから、金曜の試合に臨む。土曜日は(飲みながら)試合をやるという」と笑って振り返っていた。イタリアでのプレー経験を振り返り、「もう1回やりたいですね、イタリアだったら。それくらい楽しかったです」と笑顔で答えた。

 今回は元ドジャースで野球殿堂入りしたマイク・ピアザ監督が指揮を執り、大リーガー8人を擁する強力布陣。佐藤氏は「イタリアでの野球人気を上げたいという気持ちでやっている選手がたくさんいるので、それがモチベーションになっているみたいですね。人気を上げるという」と、選手たちの心情を推察していた。

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