【WBC】キューバ・ヨンソン監督「オーストラリアチームを祝福したい」 接戦制して4強一番乗り

[ 2023年3月15日 23:29 ]

WBC準々決勝   キューバ4ー3オーストラリア ( 2023年3月15日    東京D )

WBC準々決勝<キューバ・オーストラリア> 準決勝進出を喜びマウンドで祈るキューバの選手たち(撮影・篠原 岳夫)
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 第1回大会で準優勝したものの、以降は3大会連続で決勝ラウンドに進めていなかった「赤い稲妻」が決勝ラウンドに帰ってくる。 2回に先制点を許したものの、3回に同点に追いつくと、5回に打線が奮起。デスパイネの決勝点となる犠飛など3点を追加し、勝ち越した。

 6回に2点本塁打を浴びて1点差に迫られたものの、8回にモイネロ、9回にR・マルティネスとNPBに所属する投手リレーで逃げ切った。

 キューバ・ヨンソン監督の一問一答は以下の通り。

 ――接戦を制した?
 この戦いの後ですがとても感動しています。とても難しい試合でした。拮抗していました。日本でプレーしているモイネロ、マルティネスがとても良かった。1点だけ。とてもうれしいです。

 ――オーストラリアに?
 オーストラリアチームを祝福したい。みんなに感動をと思います。最後まで戦った。私たちのチームのクローザーも日本で受け入れられている良いピッチャーだった。

 ――マイアミに駒を進める?
 もう準備できています。選手のみんなはとても喜んでいます。ベンチでも最初の2回の敗北があったが、順調に来た。ついにマイアミに行く。私たちの目標は最後まで行くこと。選手一人一人が最善を尽くしてマイアミに行く。

 ――Y.ロドリゲス、モイネロ、R.マルティネスの良かったところは?
 モイネロ、Rロドリゲスはとても集中力を持っていた。クローザーとしてとても難しい局面を投げた。経験がなければ満員の前で素晴らしい投球はできない。その経験から素晴らしい投球をした。

 ――WBCでの優勝がない?
 キューバの野球関係者は感動している。何年も前から勝利を臨んでいた。応援してくれた人たちに喜びの新しい表情をあたえたことがうれしい。努力を重ねて成功を収めた。全ての協力者にお礼を言いたい。応援してくれた人も喜んでくれていると思う。それで私たちは今こういう成功を収めている。

 ――亡命したメジャーリーガーが初出場。影響は?
 とても難しい作業でした。私たちは多くのアスリートにコンタクトした。嫌がる人もいたが出てくれる人もいた。3月3日には何人かの選手が参加を決めてくれた。着いたばかりでもチームに溶け込み、支援してくれた。チーム全体がとてもとけこみ、こういう結果になったと満足している。

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2023年3月15日のニュース