西武ドラ1・蛭間は“近本級の足” 講師の秋本真吾氏も絶賛「久々に凄い選手を見た」

[ 2023年1月26日 05:30 ]

ミニハードル走を行う蛭間(撮影・木村 揚輔)
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 西武のドラフト1位・蛭間(早大)が、持ち味の一つである足を絶賛された。

 埼玉県所沢市内の球団施設での新人合同自主トレで開催された「スプリント講座」。講師を務めた陸上男子200メートル障害元アジア記録保持者の秋本真吾氏が、「久々に凄い選手を見た」と高く評価した。東京六大学リーグ通算13本塁打のスラッガーは、50メートル5秒9の快足も武器。秋本氏は「最初は“絶対にケガをする”といった走り方だった」としたが、この日の座学と実技指導で一変。蛭間も「地面を後ろに蹴っていたが、下にある缶を踏む意識で走りました。だいぶ感覚もつかめました」と進化を実感した。

 阪神でも指導経験がある秋本氏は「(阪神・近本らと比べても)遜色ない。球界でもトップレベルになれる」と盗塁王3度の近本級の能力と認めた。(横市 勇)

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