中日・根尾の“打撃”が大化けする!? 中村武志氏が密かに期待「バンバン打つんじゃないかな、と」

[ 2023年1月26日 19:46 ]

自主トレで、ブルペンで投げ込む中日・根尾(撮影・椎名 航)
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 元中日などで捕手として活躍した中村武志氏(55)が、YouTubeチャンネル「野球いっかん!」に出演し、昨季に野手から転向した中日の根尾昂投手(22)に期待を寄せた。

 動画では今季の中日についてトークを展開。投手陣については「争いが激しい。先発なんか、あふれちゃう」と評価しつつ、今季から先発に回る予定の根尾については「あの強力先発陣からは順番的には漏れる」と予想したが「もし漏れても、ファームでしっかりローテーションで投げれる方が、僕的にはいい」と前向きに語った。

 今季5年目の根尾はまだ22歳。「野手から転向したばかり。しっかり投手にならないと。仮に(1軍の枠から)漏れたとしても焦ることはない」と投手としての地力をつけることを優先すればいいとエールを送った。さらに、先発投手として打席も、という話になると「そうなんですよ、そこなんです。子供みたいなことを言いますけど、やっぱり見たい。かえって、打つかも分かんない」と、重圧を感じていた打者ではないだけに、気楽に打席に入れる「投手・根尾」は爆発するのでは、と想像した。

 根尾は大阪桐蔭時代から投打で活躍したセンスを持ち合わせている。中村氏は「投手だとアウトになっていいと思って打席に入れるので、バンバン打つんじゃないかな、と思う。そこはチームにとっても戦力」とセ・リーグでは異質の9番打者になることを想像し、「野手としての経験は体が覚えている。できるなら先発で打席に立ってもらったらうれしい」と、投打で中日を盛り立てることを期待していた。

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