ソフトB　ドラ5・松本晴　新人左腕でA組入りは11年ぶり「うれしかった。アピールできるように」

ブルペン投球するソフトバンク・松本晴（撮影・岡田　丈靖）
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　サクセスロードを突き進む。ソフトバンクのドラフト5位、松本晴投手（21＝亜大）が25日、2月の宮崎キャンプで主力中心のA組入りした喜びを語った。「ネット記事で見たんですけど、うれしかった。しっかりアピールできるように頑張っていきたい」と気を引き締めた。

　05年にソフトバンクになって以降、新人左腕のA組抜てきは07年の森福、12年の嘉弥真以来、11年ぶり3人目。先輩2人はいずれも確固たる地位を築いた。「まだ実力不足。キャンプで力をつけながらアピールしていきたい」と将来の活躍を思い描きながら話した。

　練習にも自然と熱がこもった。福岡県筑後市のファーム施設での新人合同自主トレでは7度目のブルペン入り。直球に加え、カーブ、スライダー、ツーシーム、カットボールを交えた44球で実戦タイプを示した。「今日は変化球をテーマに投げた。これからは実戦を意識して練習していく」と順調に調整は進んでいる。「チームの戦力になることを目標に、途中離脱せずにシーズンを終えることが一番の目標」。しっかり地に足を着け、開幕1軍へ進んでいく。