ブーマー氏　盟友・門田氏を追悼「偉大な選手で良き友。安らかに眠れ」　オリ時代には「ハイタッチ脱臼」

1989年9月25日、3ランを放ったオリックス・門田（左）はブーマーとタッチした後、右肩を脱臼する
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　門田氏とオリックス、ダイエーで同僚だったブーマー・ウェルズ氏（68）が、自身のSNSで哀悼の意を示した。

　「とても悲しい日。大親友で元チームメートの門田さんが亡くなったと連絡があった。彼は偉大な選手でさらに良き友だった。友よ、安らかに眠れ、寂しくなるよ」

　プロ野球ファンの間で語り草になっているのが、ともにオリックスに在籍していた89年9月25日、西宮球場でのダイエー戦だ。4点劣勢の3回に、門田が31号ソロ。生還した際にブーマーとハイタッチしたところ、右肩を脱臼し、うめきながら、その場でうずくまった。ケガの影響で8試合に欠場したため、優勝争いをしていたチームも失速。最終的に勝率・001差で近鉄に優勝をさらわれた。

　91年に門田氏がダイエーに移籍すると、後を追うように92年にはブーマー氏も移籍。ともに同年限りでユニホームを脱ぐなど不思議な縁でもつながっていた。