侍ジャパン主なメンバー外選手 坂本勇人、柳田悠岐、森友哉は辞退 田中将大は10年ぶり出場ならず

[ 2023年1月26日 15:30 ]

<カーネクスト2023 WBC東京プール侍ジャパン登録予定選手発表会見>選出メンバーを発表する栗山監督(撮影・会津 智海)
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 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの全30人が26日、正式に発表された。6日に先行発表されていた12人に加え、新たに西武・山川穂高内野手(31)、巨人・岡本和真内野手(26)ら18人が決定。投手はWBC日本代表では過去最多の15人で、球数制限がある大会の鍵を握る第2先発を充実させた布陣となった。世界一奪回を目指す栗山監督ら代表メンバーは、2月17日から宮崎で始まる強化合宿に臨む。

 09年、13年大会に出場した楽天・田中将大投手は10年ぶり3度目の出場ならず。25日には「今回は30人の中には入っていないという趣旨の連絡は1回ありました」と栗山監督からの電話連絡で選外となった旨を伝えられたと明かしていた。

 巨人・坂本勇人内野手は完全復活を期すシーズンを最優先するため、出場辞退を決断。同じく辞退したソフトバンク・柳田悠岐外野手は「身も心も100%に持っていくのが難しい状態だった」と明かしていた。西武からオリックスへFA移籍した森友哉捕手は「(WBCに)行きたい気持ちはあるが、やっぱりチームが第一優先なので、そこに向けての準備をしていきたい」とし、1日も早くチームに溶け込み、捕手として投手陣を把握するために代表入りを辞退したと語っている。

 昨年11月に行われた強化試合のメンバーからは、広島・森浦大輔投手、オリックス・山崎颯一郎投手、ソフトバンク・石川柊太投手、西武・与座海人投手、阪神の佐藤輝明内野手、近本光司外野手、ヤクルト・塩見泰隆外野手、広島・西川龍馬外野手が選外に。金メダルを獲得した21年東京五輪からは、阪神・青柳晃洋投手、岩崎優投手、広島・森下暢仁投手、DeNA・山崎康晃投手、メッツ・千賀滉大投手、中日・大野雄大投手、西武・平良海馬投手、阪神・梅野隆太郎捕手、楽天・浅村栄斗内野手、広島・菊池涼介内野手、ソフトバンク・栗原陵矢外野手が外れた。

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