阪神・中野 グッズ王に俺はなる!打率3割、30盗塁で目指せ「虎の顔」 グッズ売り上げ5位から逆襲狙う

[ 2023年1月26日 05:15 ]

オードパルファムを手にする阪神・中野(球団提供)
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 阪神・中野拓夢内野手(26)が25日、甲子園球場内で「2023新作グッズ内覧会」に参加した。自身の笑顔が大きくプリントされたうちわや、私服姿のアクリルスタンドなど、約200種類に及ぶ新商品の数々に「ファンに喜んでもらえるグッズをたくさん出してもらっている」と感謝し、グッズの売上額で虎No・1に上り詰める野望を掲げた。

 あこがれの大先輩・鳥谷敬氏(41)は現役時代、グッズ売上額でも1位の常連だった。プレーだけではなく“営業”での貢献度も見習いたい。「(1位は)もちろん、獲れるなら獲りたい」。昨季の売上額ランキングは1位が佐藤輝で、近本、昨季限りで引退した糸井氏、大山と続き、中野は5位に甘んじた。頂点までの壁は高く、厚い。

 「テルに限らず、梅野さん、近本さんとかっこいい人がいる。負けないように、グッズを売っていきたい」

 この意気込みに、球団営業担当者も即、呼応した。「ここからさらに中野選手のグッズを増やすようにします」。球団考案もさることながら「中野プロデュース」の商品を増やせば“奪冠”への近道になる。今季は7選手プロデュースの「香水」が新たにラインアップされ、中野もメンバー入り。今後は、菓子や酒、出身地・山形の名産品などを商品化に導くことが一つのモチベーションになる。


 「グッズの種類が多ければたくさん買ってもらえる。ファンも新商品を待ち望んでいるし、自分のグッズをどんどん出したい」

 今季の目標は打率3割、30盗塁。新たな「虎の顔」を目指して、中野が“営業成績”でもリーディングに輝く。 (八木 勇磨)

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