巨人ドラ1浅野 ジャイアンツカラーウェアで始動 1年目は「学びの年に」

[ 2023年1月4日 18:22 ]

<浅野翔吾自主練公開>オレンジのウェアでトレーニングした浅野翔吾(撮影・岸  良祐)
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 巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(高松商)が4日、香川県高松市の高松商グラウンドで自主トレを公開。球団初の高校生外野手1位は、1年目の目標を「学びの年にしたい」と掲げた。

 1メートル71と小柄ながら、高校通算68本塁打のパンチ力と、勝負強い打撃で昨夏の甲子園を沸かしたスター候補。「お気に入り」というジャイアンツカラーのオレンジ色のトレーニングウェアで始動したこの日は、報道陣30人が集結した。ストレッチだけでもカメラを向けられ「どこ向いたら分からなかったです」と苦笑いも表情はすぐに真剣に。ティー打撃では連続ティーや片手打ち、左で打つなどさまざまな種類をこなし鋭いスイングを見せた。注目を集める中での練習に「緊張感がある中でできた」と振り返った。

 成長のために勇気を振り絞る。「岡本和真さんに打撃を聞きたい」と主砲に弟子入りを熱望。先輩に積極的に話しかけに行くのは苦手という右打者だが「いつ戦力外になるかも分からない厳しい世界。聞ける機会があればどんどん聞いていろんなことを教えていただきたい」と意気込む。テーマは「慣れ」。「今までと違った環境の中でやっていくので色んなことに慣れたい」と見据えた。
 年末年始は家族で祖父母の家がある徳島で過ごしリフレッシュ。プロ野球選手が出演する正月のテレビ特番も見たといい「いつか出たい」と笑う。13日には新人合同自主トレがスタート。生まれ育った香川での生活も残りわずかとなり「うどんは食べていきたい。(出発前に)なんでもいいのでお母さんの料理を食べたい」と18歳らしさも見せた。

 「緊張というよりかは楽しみ。早くプロの世界でやりたい」と浅野。新生活に目を輝かせていた。

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