落合博満氏　監督時代、福留＆憲伸のメジャー挑戦を「引き留めもしなかった」ワケ

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が4日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。メジャーに挑戦する日本人選手について持論を語った。

　落合氏が中日の監督時代、チームの主砲でもあった福留孝介と、エース右腕だった川上憲伸がメジャーに挑戦した。その時“落合監督”は「行きたい選手はもう、個人の自由なんでね。ましてFA（権）獲ってるから。それは自分のやりたいようにすればいいっていう、だから引き留めもしなかった、うん」と当時を回顧。FA権を獲ったからというより「アメリカで野球やりたいっていうんであればね、それはもう彼らが獲った権利なんで」と選手の意思を尊重した結果だと説明した。

　しかし「残ってもらいたいっていうのは確かにあるんだけども」と本音も語った落合氏。それでも「そこまでは束縛されないしちゃいけないなっていう考えでね。でもFA獲ったからってアメリカに行かない選手もいるわけだから。だから彼らは彼らなりに自分で選択肢を持ってね、残ったっていうだけであって」とFA権を獲ってのメジャー挑戦に対して、監督の立場での当時の考えを語った。