日本ハム・新庄監督　春季キャンプ初日から「鬼」になる！紅白戦の内容次第で「バンと切る」

キャンプ初日から鬼になると宣言した新庄監督
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　就任1年目だった昨季の最下位から一気に日本一を狙う日本ハム・新庄監督が、2月1日の春季キャンプ初日から「鬼」と化す。昨年11月のファンフェスティバルでキャンプインと同時に紅白戦を実施する方針を公表していた指揮官。年が明け、紅白戦の内容によっては「バンと切る」と厳しい姿勢を示した。

　昨季は新本拠地・エスコンフィールド北海道に移転して迎える23年を1軍で戦う資格を懸けた「トライアウト」と位置づけた。合格したのは首位打者に輝いた松本剛ら8人で「投手3人、あとは野手」という内訳で残る枠をキャンプから争わせる。

　バンと切る＝いきなり2軍に落とす線引きはいかに。「打者だったら生きた球をオフの間に打たず振り遅れている。これはやっていないとみなすので。投手は四球を出さない。ストライクゾーンに投げて打者のタイミングを外すことを考えているかで判断したい」と例示し「まずは2月1日の体つきと表情で大体分かる」と続けた。

　1日午前0時にチームスローガンの「新時代」を発表した動画で、新球場で「勝ち続けるチーム」をつくると誓った新庄監督。話題先行だった就任1年目の昨春キャンプとは違い、目標達成に向けて厳しさを前面に出す。

　▽22年春季キャンプの新庄監督　監督就任からオフの話題を独占していた指揮官は横一線を強調するため初日は1軍の沖縄・名護ではなく2軍の国頭での視察からスタート。期間中は目標の「1点にこだわる野球」のため走塁や守備練習にも時間を割き、スポーツ庁の室伏広治長官やタレントの武井壮ら多くの著名人を臨時コーチとして招いた。また宿舎からの移動に三輪バイクを使用するなどグラウンド内外で話題を振りまいた。