ソフトB・石川　小川流チェンジアップ習得だ　合同トレで「どういう感じで投げているのか話は聞きました」

笑顔でネットスローをする石川（撮影・篠原岳夫）
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　ソフトバンク・石川が新球の習得に意欲を見せた。母校の創価大で始動し、ヤクルト・小川らと自主トレ。キャッチボールでは小川から助言を受けながらチェンジアップを数球投じた右腕は「投げるか投げないかは別として、どういう感じで投げているのか話は聞きました。“軽く持って、おなかで投げる”と。体で投げるという表現ですね」と説明した。

　21年以来の開幕投手に向けては「実戦が始まって、一球の質を高めていって打者を抑え、ずっと抑えた先にあるもの」と気を引き締める。3年ぶりの2桁勝利を狙う右腕が得意のパワーカーブに加え、チェンジアップで緩急をつけられれば「鬼に金棒」だ。

　7日に渡米しシアトルで昨年までのチームメート、千賀と合同自主トレを行う予定。千賀が抜けた穴を埋める覚悟で、23年に臨む。（川島　毅洋）