ロッテ・朗希　初夢はリーグ優勝と世界一「自分ができる最大限の準備を」

WBCでの活躍を誓うロッテ・佐々木朗希
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　若侍が世界を驚かせる。ロッテ・佐々木朗希投手（21）が、初出場となるWBCでのプレーを心待ちにしている。既に米球界の注目も集めており、さらなる飛躍へのステップとする。

　好奇心も探究心も旺盛な佐々木朗は、WBCで戦うことを心から待ちわびている。

　「現役のメジャーリーガーと一緒にプレーする機会は本当に貴重。たくさんのことを吸収して頑張りたい」

　同郷の岩手県出身でメジャーでも二刀流として大活躍する大谷の出場表明を聞くと「面識はないですが、一ファンとしてうれしかった」と心も躍った。

　「大谷さんは投手だけでも凄い成績をたくさん残しているので、（会った時に）聞きたいと思うことがあれば、質問してみたい」

　昨年11月のオーストラリアとの強化試合ではWBC公認球で4回無失点と好投した。立ち上がりは高めに抜けた球も目立ったが、「試合の途中で修正できた」と手応え。1カ月半ぶりの実戦で最速159キロをマークした。

　このオフは、世界で戦うことを意識して練習に励んできた佐々木朗。「自分ができる最大限の準備をしていきたい」。初夢は、ロッテでリーグ優勝、そして侍ジャパンで世界一だ。（横市　勇）