藤浪の行き先は? 代理人ボラス氏「多くのチームが興味を示している」

[ 2022年12月16日 10:29 ]

吉田正尚のレッドソックス入団会見の場でメディア対応するスコット・ボラス代理人(撮影・杉浦大介通信員)
Photo By スポニチ

 吉田正尚外野手(29)はレッドソックス、千賀滉大投手(29)はメッツと所属先が決まり、吉田と同じくポスティングシステムを通じてメジャー入りを目指す阪神・藤浪晋太郎投手(28)の行き先が注目される。

 吉田、藤浪の代理人を務めるスコット・ボラス氏は15日(日本時間16日)、吉田のレッドソックス入団会見の場で取材に応じ、「(藤浪は)スプリットを持つ豪腕タイプ。今、交渉を進めている」とコメント。何チームと話し合ってきたかは明言しなかったが、「多くのチームが興味を示している。藤浪が先発とリリーフの両方で適応できるからだ」と話し、所属先探しに自信を示した。

 「今、先発投手の市場は動き始めており、彼の市場も動き始めたといえるだろう。エース級の行き先が決まってからということになるので、少し時間差がある」ボラス氏はそう話したが、この日、先発投手マーケットの目玉の1人だったカルロス・ロドン(ジャイアンツからFA)がヤンキースと6年総額1億6200万ドルの大型契約を結んだと報道されるなど、マーケットは順調に動いている。藤浪の交渉決着も間近かもしれない。

続きを表示

2022年12月16日のニュース