落合博満氏「毎日見てました」　野球人の表情とは一変…アゲハチョウ飼育への思い語る

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が16日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今年夏に自宅で飼育したアゲハチョウへの思いを語る場面があった。

　数々のショート動画を投稿してきた「オレ流チャンネル」。野球人としての勝負師の顔からは想像もできないものぞかせてきた。「（撮影は）女房（信子夫人）が撮影してるよ」と落合氏。信子夫人は「ウチはもう2人だけでもう助け合いくらいになってるんでね。“あっ落合博満って野球以外にこういう表情するんだ”とか、身近に感じていただきたい。それだけの想いで」と撮影の理由を明かした。

　スタッフから「思い出に残っているショート動画は？」と問われた落合氏は「アゲハチョウでしょう。やっぱり生き物だからね。生き物をそのまんま（飼育して）巣立って旅立っていくっていう、そっちの方が手間ひまかかっちゃう」と思い出たっぷりに語った。

　14回にわたった「アゲハチョウ飼育記」。家の門にある山椒の木にいた幼虫を家の中で育てた。落合氏は「だって毎日変化ないかって見てるわけだから。必ず見てはいましたよ。逃亡したのもいたけどね」と愛着があった様子。信子夫人も「落合博満も少年に戻したいなって。ちっちゃい頃の。そういった時間がね、今、この年で初めて生きるってこととかいろんなことにちょっと(思いをめぐらせて)」と貴重な体験であったことを明かしていた。