オリのドラ1・椋木 現状維持の育成契約で再出発「お互い納得して話し合いました」背番号は127に

[ 2022年11月15日 15:30 ]

<オリックス契約更改>復帰登板の意欲を語る椋木蓮(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスは15日、自由契約となっていた椋木蓮投手(22)と育成契約を結んだと発表した。この日、大阪市内の球団施設で、現状維持の年俸1600万円でサイン(金額は推定)。背番号は「127」に変更した。

 「後ろ向きな育成契約ではなくて、(球団からは)あせらないように、と。お互い納得して話し合いました」

 高川学園、東北福祉大を経て21年ドラフト1位で入団。1年目の今季は7月7日の西武戦でデビューし、6回無失点でプロ初登板初勝利。7月20日の日本ハム戦では、9回2死まで無安打投球でノーヒットノーランこそ逃したが、8回2/3を1安打無失点で、デビュー戦から先発2連勝を飾っていた。

 順調に見えたが、8月29日の西武戦で試合前に右足首を捻挫し、急きょ登板を回避。9月8日の西武戦では、右肘の違和感を訴え、2回途中で緊急降板した。同30日に、右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けていた。

 椋木は、「(違和感が出たのは9月8日の西武戦の)初回だったと思います」と振り返り、「1番はケガを治して、今年の投球より、さらに進化した姿を見せられるように」と前を向いた。

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2022年11月15日のニュース