西武・山川、通算218本目で自身初のサヨナラ弾 ソフトBの目の前胴上げ阻止で、2冠にも前進

[ 2022年10月1日 22:06 ]

パ・リーグ   西武3―1ソフトバンク ( 2022年10月1日    ベルーナD )

<西・ソ>延長11回、山川のサヨナラ2ランに歓喜の西武ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 西武は1日、ベルーナドームでソフトバンクと対戦し、3─1のサヨナラ勝ち。リーグ優勝マジックを1としていたソフトバンクは引き分け以上でリーグ優勝が決まる一戦だったが、目の前の胴上げを阻止したのは主砲・山川穂高内野手(30)の一振りだった。

 1─1で迎えた11回2死一塁。ソフトバンクの5番手・藤井のカント2ボール1ストライクからのフォークボールを左越えへ運ぶ劇的な41号2ラン。ヒーローインタビューで「初めてのサヨナラホームランなので、うれしいです。サヨナラヒットはありますが、(サヨナラ)ホームランは打ったことがなかったので、本当にうれしいです」と笑顔で語った。「ちょっとだけ、(バットを)短く持ちました。モイネロの時にも(短く持って)いい当たりを打てたので」と語った。

 この日の円陣では、「3点とりましょうとみなさんに円陣で。当たったのでちょっと怖いですね」と山川。「僕たちは順位が決まっている。それでもグラウンドに立つ以上は抜くなんてことはできない。CSでも必ず戦うチームなので、きょう勝てて良かった」と話し、ファンから大きな拍手が送られた。

 これで独走している41本塁打とともに、打点でも90打点とし、並んでいた吉田正(オリックス)の88打点に2打点差をつけ、2日の最終戦に弾みをつけた。

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