東京ガス・臼井プロ挑戦 28歳の社会人No.1投手 10・20ドラフト会議

[ 2022年10月1日 05:00 ]

昨年の都市対抗では橋戸賞(MVP)を獲得した臼井(撮影・柳内 遼平)
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 昨年の都市対抗優勝に導き、MVPにあたる橋戸賞を獲得した東京ガスの最速154キロ右腕・臼井浩(いさむ)投手(28)が30日、プロ志望を明かした。

 28歳でのプロ挑戦は異例だが10・20のドラフト会議へ向け「プロに行けるのであれば行きたい。後悔はしたくない」と話した。1メートル68と小柄ながら150キロ超の直球、多彩な変化球を駆使する「社会人No.1投手」。27日の巨人3軍戦では複数球団のスカウトの前で4回無失点に抑えた。

 ドラフトでの最年長指名は82年の電電関東・市村則紀の30歳4カ月(中日3位)。山口太輔監督は「活躍すれば新たな社会人野球のモデル、希望になれる」とし「栗林(広島)に匹敵する能力を持っている」と話した。(柳内 遼平)

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