神戸大が奈良学園大に逆転勝ち 殊勲打の斎藤「野球人生最後なので楽しんで」

[ 2022年10月1日 15:30 ]

近畿学生野球秋季リーグ戦第5節1回戦   神戸大6―3奈良学園大 ( 2022年10月1日    南港中央野球場 )

8回に逆転の二塁打を放った神戸大斎藤
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 神戸大が優勝を争っている奈良学園大に逆転勝ちした。

 1―3で迎えた8回、代打・田村陸(4年=郡山)の中犠飛で1点差としてなおも2死一、二塁で1番・斎藤大地(4年=明星)が三塁線を破る逆転二塁打。さらに4番・佐伯将輝(4年=加古川東)の右前適時打で6―3とした。

 殊勲打を放った斎藤は「(主将の)藤原が先頭打者の気持ちで出塁するだけ、出塁するだけと言ってくれたので、いい結果が出ました」と笑顔で試合を振り返った。

 チームは勝ち点1で5位だが、これで入れ替え戦回避に前進した。「相手は優勝争いをしているけれど、それは関係ないです。野球人生最後なので楽しんでやります」と、野球は大学までと決めている斎藤は最後のイニングまで全力プレーを誓った。

 また、敗れた奈良学園大は残り連勝すれば4季ぶりの優勝となるが、連敗すれば大阪公立大の逆転優勝が決まる。

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2022年10月1日のニュース