ダルビッシュ 今季25回目QSもメジャー自己最多17勝目ならず 6回3失点

[ 2022年10月1日 13:02 ]

インターリーグ   パドレスーホワイトソックス ( 2022年9月30日    サンディエゴ )

ホワイトソックスに先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレス・ダルビッシュ有投手(36)が9月30日(日本時間10月1日)、本拠地でのホワイトソックス戦に先発。6回8安打3失点と粘りの投球で試合をつくったが、打線の援護に恵まれず、メジャーでは自己最多となる17勝目の権利は得られなかった。

 序盤のピンチをしのぎ、リズムをつかんだ。初回、先頭のアンドルスに左中間二塁打を許し、2死三塁の場面を招いたが、4番・ヒメネスを直球で空振り三振。2回にも無死からの連打などで1死二、三塁としたが、ペレスをカットボールで遊ゴロ、ハリソンを95マイル(約153キロ)の直球で三ゴロに仕留めてスコアボードに「0」を並べた。1-0の4回、ヒメネスに同点弾を許すなど、2点を失って逆転を許したが、打線の反撃を信じ、全力で腕を振った。

 安定感はメジャーでも群を抜く。今季30試合目の先発で、クオリティースタート(6回以上、自責3以内)は実に25回目となった。試合前まで16勝7敗、防御率3・05。24日(同25日)のロッキーズ戦では自身6連勝でメジャーでは自己最多タイとなる16勝目を挙げた。17勝目となれば、08年に松坂大輔(レッドソックス)が挙げた18勝に次ぎ、日本人投手のシーズン勝利数としては単独2位となるところだった。

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