明大・宗山 5安打2発7打点 ヤクルト・丸山和先輩を刺激に大勝

[ 2022年9月27日 05:00 ]

東京六大学野球第3週第2日   明大17―4早大 ( 2022年9月26日    神宮 )

<明大・早大>8回、3ランを放つ明大・宗山(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 2回戦2試合が行われた。明大は3番・宗山塁内野手(2年)が2本の3ランを含む5安打で7打点を記録するなどチーム計15安打の猛攻で17―4で早大に大勝。連勝で勝ち点を挙げた。前日に引き分けた慶大は立大を2―1で下して1勝1分け。きょう27日は3回戦1試合が行われる。

 今春リーグ戦で首位打者に輝いた3番・宗山が、リーグ最多記録にあと1と迫る1試合5安打の固め打ちだ。

 「狙ってできるような数字じゃないので、一打席一打席を大切にしながら入りました」

 見せ場は1―2の5回無死二、三塁。高々と舞い上がった打球は右越え逆転3ランとなった。6回は三塁内野安打、8回は右前打。打者一巡し、この回2度目の打席で再び右越え3ランを放って7打点と荒稼ぎした。

 前夜は同じ神宮で、3学年先輩でOBのヤクルト・丸山和がリーグ優勝を決めるサヨナラ打。前日の試合前には丸山和がチームにあいさつに訪れていた。宗山は「一緒にプレーした選手で身近な存在。刺激になった」と笑顔を見せ、「これからも目の前の一打席、一球の大切さを感じながらやりたい」と力を込めた。頼もしすぎる3番が春秋連覇へ導く。(田中 健人)

 ▼早大・蛭間(8回に今秋初安打となる右前適時打)チームに迷惑を掛けている。自分の結果より、勝つためにできることを全力でやりたい。

続きを表示

2022年9月27日のニュース