ヤクルト20歳捕手・内山壮が1回で2度も好送球、投手を助ける 大山をけん制で刺し、原口の二進を阻止

[ 2022年9月27日 20:12 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2022年9月27日    神宮 )

<ヤ・神>5回1死一、二塁、飛び出した大山をアウトにする内山壮(左)(撮影・平嶋 理子)
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 ヤクルトの内山壮真捕手(20)が2度の好送球で投手を助けた。

 チームは25日に2年連続9度目のリーグ優勝決定。V後、初の試合となったこの日の阪神戦(神宮)は優勝決定試合に出場していた正捕手の中村や主将の山田らがベンチスタートとなり、内山壮は7番に入ってスタメンマスクとなった。

 先発右腕・高梨が制球難に苦しむなか、内山壮は5回の守りで左前適時打を放った一走・大山をけん制球でアウトに。高梨は続く原口にも中前適時打を許して4点目を失ったが、送球間に二塁を狙った原口に対して内山壮は本塁への返球をすかさず二塁に送ってまたもアウトにした。

 このプレーには阪神がリクエスト。審判団によるリプレー検証が行われたが判定は覆らず、遊撃手出身の20歳捕手が強肩とセンスの良さを見せつけた。

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2022年9月27日のニュース