慶大が劇勝で勝ち点獲得 5番・山本晃大が延長10回にサヨナラ3ラン

[ 2022年9月27日 16:30 ]

東京六大学野球秋季リーグ   慶大4―1立大 ( 2022年9月27日    神宮 )

立大戦の延長10回にサヨナラ3ランを放った慶大・山本(撮影・田中 健人)
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 慶大が連勝し、勝ち点を獲得。立大戦は、18年秋から引き分けを挟んで15連勝を飾った。

 お互いに譲らず、1―1のまま延長戦へ突入した。そして延長10回2死二、三塁で、最後に決めたのは5番・山本晃大(4年=浦和学院)だ。2球目のスライダーを捉えると、右翼席へ飛び込むサヨナラ3ラン。生還するとホーム付近でチームメートにもみくちゃにされ「外野の位置が前だったので、抜けたかなとは思った。みんなうれしそうにしてくれていたので良かったです」とはにかんだ。

 浦和学院から慶大に憧れ、野球部に入部するために1年間の浪人を経て入学。浪人時代は野球の練習と平行し、予備校に通いながら一日7、8時間、勉強を続けた苦労人だ。プロ志望届も既に提出しており「ずっと目標だった」と夢の舞台も目指している。

 高校時代を含めても自身初のサヨナラ本塁打。8回から3番手で救援した橋本達弥(4年=長田)が3回2安打無失点と踏ん張っていた中、「橋本も頑張っていたので、ここで決めないとと思っていました」と胸を張った。

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2022年9月27日のニュース