甲子園に3年ぶりブラバン本格的復活 スポニチが選んでみました 名門、新鋭…印象残った2022夏の6校
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第104回全国高校野球選手権大会は、18日に準々決勝の4試合が行われる。今大会では3年ぶりにブラスバンドの演奏が本格的に復活。コロナ下での制限も残るが、各校が工夫を凝らして球児を後押ししており、特に目立っているブラスバンドをスポニチ本紙が独自に表彰した。また、「ひとり甲子園」のパフォーマンスでおなじみのタレント・柳沢慎吾(60)が総評した。(アマ野球取材班)
日程&結果
【殿堂入り 大阪桐蔭「You are スラッガー」】立ち上がったり、かけ声を出したりしながらの演奏はできない。それでも大阪桐蔭吹奏楽部の生徒は、梅田隆司監督(70)の「せーのっ」という声を合図に息を合わせる。銀傘に球児を後押しする音色が響き渡った。
同校は、監督の友人が作曲したオリジナルの「You are スラッガー」が有名。今大会も演奏され、取り入れる他校も多い。梅田監督は「道で歩いていて、小学生が“(大阪)桐蔭の人だ”と言って、曲を歌い出すんですよ。ありがたいことです」と笑った。
昨夏はコロナ禍で大会途中からブラスバンド応援が禁止され、今大会で3年ぶりに本格的に復活した。全日本吹奏楽コンクールなどで金賞を受賞する強豪は、全170人の部員での迫力満点の演奏が売りだが、感染予防規定により楽器を使う生徒は50人以内に制限。梅田監督は「みんな応援したいけどできない。(演奏に参加できない)その子たちは寂しい」と言う。
50人での難しさもあるが、編成に工夫を凝らす。野外の甲子園でも響きやすいように、木管楽器や打楽器の人数を減らし、40人を響きやすい金管楽器で編成した。3年ぶりに一般客が入る今大会。19―0で大勝した聖望学園との2回戦は4万人が詰めかけた中での演奏で、梅田監督は「やっぱり楽しいですよね」と表情を緩めた。
《兄の試合見て入部、憧れ舞台に感無量》大阪桐蔭吹奏楽部部長の宮崎志歩さん(3年)は、中2だった18年に当時選手だった兄・仁斗さん(22)の試合を甲子園で見て、同校の吹奏楽部に入部。今春選抜でも演奏したが「夏は気持ちの部分でも力が入る。憧れの場所で吹けてうれしい」とトロンボーンを吹いた。50人の制限の下で「(部員の)半分以上は演奏できないので、その人たちの分までアルプスを盛り上げたい」と春夏連覇へ後押しする。
【殿堂入り 智弁和歌山「ジョックロック」】03年選抜では、98年から設立された「応援団賞」の優秀賞を受賞している。甲子園で演奏すると得点が入るといわれ、「魔曲」と恐れられる「ジョックロック」は全国区の知名度。夏連覇が懸かった今大会は、3年ぶりに夏の聖地のアルプスに姿を現した赤い「C」の人文字とともに演奏され、選手を後押ししたが、国学院栃木との初戦で惜敗した。
【熱演賞 鶴岡東「オー・シャンゼリゼ」】フランス・パリのシャンゼリゼ通りをモチーフにした「オー・シャンゼリゼ」は得点が入った際に演奏され、存在感を見せた。当時の野球部員の要望で、2年連続出場した16年ごろから演奏を始めた。今大会は盈進との1回戦で、この曲に後押しされるかのように2番・土屋奏人(3年)が2本塁打を放つなど、12得点を奪って大勝した。吹奏楽部は「地域に愛されるバンド」を目指して地元のイベントにも多く参加。森木茂顧問は「(演奏すると)内外野のお客さんが一緒に乗ってくれることもあります」と感謝した。
【話題賞 国学院栃木「新世界より」】聖地の観衆の度肝を抜いたのが、主にチャンスの場面で演奏されたドボルザークの交響曲第9番「新世界より」第4楽章。球界では珍しいクラシックからの選曲がネットでも話題になった。開幕1週間前に「何でもいいので曲を増やしてほしい」と野球部からリクエストがあり、9月の文化祭で披露予定だった曲を先出しした。2回戦では智弁和歌山の魔曲「ジョックロック」も圧倒し、試合も5―3で勝利。吹奏楽部の戸張真衣顧問は「“これだったら野球の応援にも合うかもしれないね”ということで、やることになりました」と振り返った。
【作品賞 市船橋「市船soul」】選手たちの活躍を大きく支えたのが、得点圏の場面などで演奏された「市船soul」だ。在学中に同曲を作曲したOBの浅野大義さんは17年にがんのため20歳で亡くなり、浅野さんと市船橋吹奏楽部の絆を描いた映画「20歳のソウル」が5月に上映されたこともあって、今大会は話題を集めた。スタンドでは、曲に合わせて両手を大きく広げる踊りをまねする子供の姿もあった。興南との初戦で救援し、6回2/3を無失点で勝利に貢献した森本哲星(3年)も試合後、「あの曲が流れると点が入る。何かあると感じる」と話していた。
【特別賞 札幌大谷「きつねダンス」】9日の二松学舎大付との初戦では、チアダンス部が、日本ハムのチアリーダーが踊ってブームとなった「きつねダンス」を披露。三塁側アルプス席から愛らしい踊りで、甲子園に彩りを添えた。南北海道大会で吹奏楽部がこのダンスの曲「The Fox」を演奏したことをきっかけに、聖地で踊ることが決まった。試合は惜しくもサヨナラ負けとなったが、チアダンス部の丹治優々寧(ゆゆね)副部長(3年)は「日本ハムのチアの人が踊っているのを見て“めっちゃ可愛い”と思っていました」と笑顔で話していた。
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