斎藤佑樹氏 成績は「すいませんでしたなんですけど」も「凄く幸せだった」野球人生 引退は1人で決断

[ 2022年4月4日 12:36 ]

斎藤佑樹氏
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 昨季限りで現役引退した元プロ野球選手の斎藤佑樹氏(33)が4日放送のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。引退を決断をしたときの心境を明かした。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー・垣花正によるインタビューでは日本ハム時代によく相談をしていた先輩として、現1軍投手コーチの武田勝氏の名前を挙げた斎藤氏。引退の決断の相談はしたのかと聞かれると、「それは誰にもしていなくて。勝さんに報告したのも発表した後に。『すいません、遅くなっちゃいましたけど、引退します』って言うことは報告しました」と振り返った。

 引退を自分一人で決めたことについては「意地でもあるんでしょうけど、誰かの意見を聞いてしまうと、また迷ってしまいそうだなとか」と斎藤氏。「正直自分の体がなかなか思うように動かなかったですし、もうこれ以上プロとして体を動かして投げるって無理だと思ったので、なんかそこで誰かに相談したところで僕の考えは変わらないだろうな、相談をされた相手に対して、その方に一緒に悩んでもらうようなことはしたくないなって言うことで、自分一人で決めちゃったっていうか」と続けた。

 「ただでも僕の野球人生、凄く幸せだったなというのが総論で、もう一度斎藤佑樹っていう人生をやり直せるとしても、もう一回同じ人生を歩みたいなと思います。そのぐらい野球をこれだけやれたのは本当に幸せだなと思います」と語り、「本当にいろんな方たちに助けてもらいながらやれたので、もちろん野球選手として成績がって言われると、『すいませんでした』なんですけど、でも人との出会いとか含めたら本当に楽しかったなっていうところですね」と語った。

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2022年4月4日のニュース