斎藤佑樹氏 早実、日本ハムの後輩・清宮への「思い入れは違う」休日練習の姿には「エモくて」「可愛いな」

[ 2022年4月4日 11:31 ]

斎藤佑樹氏
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 昨季限りで現役引退した元プロ野球選手の斎藤佑樹氏(33)が4日放送のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。早実、日本ハムで後輩だった清宮幸太郎内野手(22)について語った。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー・垣花正によるインタビューで斎藤氏はプロ野球の新シーズンが始まり、「楽しみですよね。僕も野球選手じゃない開幕って初めてなので、テレビ見ながらワクワクしちゃって」と声を弾ませた。「先日も北海道日本ハムファイターズが福岡で開幕3連戦を迎えたんですけど、その試合もずっと気になっちゃって。本当に面白いですよね」と続けた。

 また「それこそ後輩のね、清宮幸太郎が(2戦目で)本塁打を打ったときは、メチャクチャ嬉しかったです」と喜び、「本当にきれいでしたね。彼らしい本塁打と言うか、これがシーズン通して続いてくれたら凄く嬉しいなと思っています」と期待を込めた。

 清宮に対する思い入れは違うのかと聞かれると、「思い入れはもちろん違いますね」ときっぱりと語った。「しかも彼の場合は野球に取り組む純粋な姿勢が本当に気持ち良くて、早実の後輩っていうこともありますけど、彼の野球に対するマインドがそもそも僕は好きなので、だからこそ、活躍してほしいっていう思いは強いですね」とも語った。

 清宮は野球に対して「真っすぐです。野球小僧です。野球大好きなんだろうなっていうのが練習から見てて分かりますし」と斎藤氏。自身の引退発表後の休日、一人で壁当てをしようと室内練習場に行くと、清宮が一人で打撃練習を行っていたという。清宮は斎藤にも気づかず、自身の動画を撮りながらマシン打撃を繰り返していたとし、「凄いその姿がエモくて。カッコ良かったですね」と感心した。

 「幸太郎自身はこの数年、もしかしたら彼なりには不本意なシーズンかもしれないんですけど、僕から見てても素晴らしい素質を持ってますし、ちゃんと練習も取り組んでますし。だからこそ彼のあの姿は頑張ってほしいなって。僕じゃなくてもあれを見た人はそう思うだろうなって」とし、「今初めて僕がお伝えできるチャンスが来たので話させてもらいました」と続けた。

 斎藤氏は携帯で清宮の写真も撮ったとし、「後ろ姿を、エモーショナルな彼の姿を僕は持ってます。思わず撮っちゃいました。そのときは幸太郎可愛いなと思って。座りながら自分の動画を見てる姿がパンダが笹の葉を食べてる姿に凄く似てて」と笑って見せた。結局声をかけることはなかったとした。

 「彼の野球に対する姿勢っていうのは、これをもっともっと積み重ねていってほしいなと思います」とも話した。早実で活躍して注目されての日本ハム入り。かつての自分の姿に重ねるかと聞かれると、「重ねるとかはないんですけど、投手と打者なので。ただ幸太郎が困ったら何でも相談してほしいですし。僕にできることってそんなに多くはないんですけど、年が上ってこともあって、何か幸太郎にできることはないかなっていつも考えてましたね」としみじみと話した。

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2022年4月4日のニュース