掛布雅之氏 大谷翔平の凄さ語る「マンガのような世界の野球」 一番驚いたのは「打つ投げるよりも…」

[ 2022年2月12日 19:09 ]

掛布雅之氏
Photo By スポニチ

 阪神OBの掛布雅之氏が12日に更新された野球評論家の江川卓氏(66)のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」で対談し、エンゼルス・大谷翔平投手の凄さを語った。

 冒頭で江川氏は「今日は大谷選手について詳しく話をお聞きしたいんですけど」と掛布氏に尋ねた。昨季MLBア・リーグで投手として9勝、打者として46本塁打、100打点を挙げる「二刀流」ぶりで同リーグMVPを獲得するなど全米を驚かせた大谷。この活躍に掛布氏は「もうマンガのような世界の野球をやられてる」とうなった。

 「だから僕が語れる部分というのは、打つとかはある程度語れるかもしれないけど、彼の野球の凄さっていうのは、投げて打ってるわけでしょ。それをすべて総合的に評価するから、あれだけ全米じゃなく、全世界に凄いインパクトを与えた野球を1年間やった」と振り返った。

 掛布氏は大谷の凄さは「打つ投げるよりも、足の走る力っていうのかな。これが凄いなと思って」と、二刀流だけでなく走塁の姿勢を評価した。これに江川氏も賛同し「ピッチャーやってたら走らない。危ないから。足ひねったらもう投げられなくなる」と投手の心理を語った。

 昨季26盗塁のリーグ5位とケガを恐れず果敢に走った大谷。掛布氏は「あれだけスチールしたり、ヒットでホームに入ってくるスライディングのスピードだとか、確かにホームランの内容もビックリさせられるけど、僕が一番びっくりしているのは走る力」と驚きを口にした。

続きを表示

2022年2月12日のニュース