中日・小笠原　シート打撃に登板し、打者12人で安打性わずか3本　それでも不満顔「まあ20～30点」

シート打撃に登板した中日・小笠原
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　中日の小笠原慎之介投手（24）が12日、北谷キャンプでランチタイムを利用した変則のシート打撃に登板した。守備は全てつけていなかったが、打撃ケージを取り払い、審判もついた実戦さながらの緊張感の中での投球。石川昂、木下、岡林、山下を相手に一人3打席でのべ12人に対し、安打性は3本だった。

　「攻めきれなかった部分もありましたし、良かった部分も多少あったかなという感じ。まあ20～30点というところですね。真っすぐはまだまだという感じ」

　直球に納得がいかなかったのか、自己採点は厳しめだが、石川昂をチェンジアップで空振り三振に仕留めるなど、変化球には手応えを感じていた。

　「ステップ踏めたんで良かったかなと思う。次は実戦になると思います」

　昨年、自身初の規定投球回を達成した左腕が、さらなる飛躍へ向けペースを上げていく。