藤川球児氏の解説聞き直すも…阪神・石井「なかなか難しい」 決め球で決めきれず反省

[ 2022年2月12日 19:47 ]

練習試合   阪神3ー0楽天 ( 2022年2月12日    宜野座 )

<阪神春季キャンプ 練習試合 神・日> 7回、登板する石井 (撮影・平嶋 理子)
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 阪神・石井大智投手(24)が12日、楽天との練習試合に4番手で登板し、2回無失点に抑えた。登板した7回は2三振を奪うなど打者3人で抑え、回をまたいだ8回は2安打で招いた1死一、二塁を切り抜けた。「結果としてゼロで抑えられたきているのはいいけど、前回も今回も決め球の精度」と課題を自覚。7回2死で迎えた黒川には3球で追い込みながらファウルで粘られ、見逃し三振に退けるまで計13球を要する場面もあった。

 前回8日の日本ハム戦は1回無失点。宜野座を訪れていたOBの藤川球児スペシャルアシスタントの「決めるところで決めないといけない」というテレビ解説を聞き直したそうで、「その意識でやったけど、なかなか難しい。決めきれないと粘られて球数も増えていく。これからも課題を持って投げたい」と意を強くした。

 独立リーグの四国・高知から入団して2年目。1軍定着へ矢野監督からも「ストライク先行はできている。課題は決められるところで決められず粘られたところ」と同様の指摘を受けた。降板後はブルペンで投球練習。「しっかり股割りをして連動させて投げる確認動作。それができればシンカーやカーブもいいところに決まると思う」と精力的だった。

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2022年2月12日のニュース