阪神・小野寺 年男の“ケツ意”「左のケツに力を入れるのが下手」 ジムで体の使い方改善だ

[ 2022年1月9日 05:30 ]

勝負の3年目へ、ケツ意みなぎる小野寺
Photo By 代表撮影

 阪神・小野寺が鳴尾浜球場で室内打撃練習などに取り組んで調整し、寅(とら)年のシーズンに向かう“ケツ意”を語った。

 「左のケツに力を入れるのが下手くそで。テークバックの時に大事になると思うんですけど、そこに力が入っていなくて浮いてしまう打席が去年は多かった。力が抜けないようにする(力の)入れ方とか鍛えてきました」

 オフを利用して奈良に帰郷。その際に「親の知り合い」のパーソナルジムのトレーナーに日々、体の使い方や力の入れ方を学んできたという。「プロ野球選手(を教えるの)は初めてと言っていました。1年間の僕の全打席を見て研究してくれていて…。去年の良い時と悪い時の体の使い方の差というのを鍛えた」。お尻の部分への意識を変えるため歩き方も改善。「最近は腹筋に力を入れながら歩くように気をつけています。基本的に歩き方が全て(骨盤が)開いてしまうタイプ」と、日頃から歩く際の姿勢にも気を使い、体の使い方を意識している。その成果は、必ずや打球に表れるはずだ。

 3月に24歳を迎える3年目シーズン。「寅年なんですけど厄年なんです。厄年より寅年が勝つ年にしたい」と昨季育成から支配下登録をつかみ取った男は言葉尻に力を込めた。今後は大山らと合同自主トレを予定。定位置獲りへ、尻上がりのアピールを続けていく。

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2022年1月9日のニュース