斉藤コミッショナー 沖縄感染拡大もキャンプ入場制限は考えておらず「できるだけお客さんを無制限で」

[ 2022年1月5日 16:22 ]

斉藤コミッショナー
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 日本野球機構(NPB)が5日、仕事始めを迎えた。プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)は年始の挨拶で、コロナ禍2年目の昨季はセ・パ143試合開催とCS、日本シリーズを無事完遂できたことに関係各所へ感謝の意を述べるとともに、今春キャンプは今出来る限りの観客に楽しんで頂きたい意向を改めて示した。

 もちろん12球団中、9球団がキャンプを行う沖縄県内でこの日、600人以上の新型コロナウイルス感染者が確認され、同県が政府に「まん延防止等重点措置」の要請を検討していることは重く受け止めている。その上で同コミッショナーは「そうなった場合に選手の体をどう守るかという問題。練習試合にお客さんを制限するか、入れるか、入れないか、というような新しい課題が出てくるかと思います」としながら「我々はこういうことにとらわれて人間の精神的な問題、経済問題を完全に無視することは不可能だと思います」と発言。20年3月からJリーグと合同で感染症対策を徹底してきたように、政府やスポーツ庁、自治体と引き続き相談しつつ「できるだけお客さんを無制限で入っていただいて、粛々と開催させていただけたらと思っています」と話した。
 

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2022年1月5日のニュース